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『マシンガン・プリーチャー』

2013年01月17日

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私は、昨年、国際会議で初めてのアフリカとなるウガンダに行きました。その際、事前にウガンダについて勉強したのですが、その中に、「神の抵抗軍」(LRA)についての記述が出てきました。
霊的預言者、コニー率いるLRAは、ウガンダや南スーダンで、次々に子どもを誘拐し、少年兵にするなど残虐な行為を繰り返してきました

この「マシンガン・プリーチャー」は、南スーダンで、教会と孤児院を建て、自らマシンガンを持って、LRAと戦い、子どもたちの救済活動を行う実在の人物、サム・チルダース氏を描いた物語です。この映画のことは、ウガンダで誰にかに聞いたのですが、年末、偶然にツタヤで見つけて借りました。

主人公、サムは、酒とドラッグに溺れて、どうしようもない生活を送っていたのを、教会で洗礼を受けたのをきっかけに堅気になり、幸運も手伝って建設会社の社長になり、自らと同じような境遇の人々でも通えるような教会を建てる。そして、そこで偶然、ウガンダでのNGO活動の報告をしてもらったことを機に、アフリカの子どもたちを救う活動に家族も犠牲にして全財産をつぎ込むほどのめり込んでいく。

映画の中で神によって救われた主人公がスーダンの子どもたちの絶望的な状況に対して「神はどこにいるというのだ、一体何をしてくれるのか」と叫ぶシーンがあります。サムは、祈るだけでなく、行動する。子どもたちを救うためなら、マシンガンを持ち、人も殺す。信仰というものについて考えさせられる映画です。

特にエンディングロールの中で実在のサム・チルダースがカメラに向かって「もし、あなたの子供や家族が誘拐されたとする。そこで俺が連れ戻してやると言ったら、あなたはその方法を問うだろうか?」という映像があります。ズドーンと重く響く言葉です。拉致問題が私の脳裏をよぎりました。

こんな重いテーマの映画がツタヤの年間ベストの棚に置いてあるのは意外でした。お奨めです。

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